作曲:千秋次郎 編成:三味線、箏 作曲年:1998.3 演奏時間:約7分40秒 添付CD:なし サイズ(cm):29.7 x 21 ページ数:12p 楽譜の種類: スコア+パート譜(楽譜の種類を上のプルダウンメニューから選んでください。) 初版発行:2004年5月1日 2版発行:2005年12月15日 3版発行: 2008年3月1日 備考: 初演/1998年10月 ベルリン東洋美術館付設ホール 三絃:長谷川 慎, 箏:牧原 くみ子 作品解説: 東京インターアーツを主宰する牧原くみ子さんのために作曲したこの作品は、三絃と箏による親しみやすい二重奏、たとえばJ.S.バッハの2声インヴェンションのような仕様で、比較的短期間に完成しました。ひとときの花の盛り、儚いなかにも凛とした輝きをたたえている、何か愛おしい植物の姿に共感を覚え、序−破−急の3部に短い結尾が加わった構成の小曲にまとめてみました。伝統的なポーズで開始される緩い序の部分は、やがて流れるような3拍子の破の部分に移り、二つの楽器は相互に呼びかわしつつ遠くまでやってきます。これがいったん収まると、短い経過句から急の部分へ。伝統的な手事に似ていますが、最初に箏で提示される主題に基づくインヴェンション的な展開。ティーンビートのリズムが楽しいエピソード句を挿んで、再びインヴェンション主題がストレッタの形で復帰、大詰めの気分を盛り上げます。そして最後はもう一度、序の部分が回想され、静かに曲を閉じます。あまりディープになり過ぎないで、あくまでも優美に《花の生涯》を思い描きながら、全体をまとめてみてください。 <作曲家より>